本郷中学校で7月13日、浴衣の着付けを習う授業が2年生を対象に行われた。
これは新学習指導要領により、中学校の授業で和服の着装が扱えるようになったことを受けて同中が企画したもの。当日は(株)さが美(本社/港南区)が運営する「さが美きもの文化学苑」の講師が着付けを指導し、生徒の保護者や地域住民も手伝いとして授業に参加。体操着の上から浴衣を着用した男女の生徒は、「きつい」「苦しい」と四苦八苦しながらも、珍しい体験を楽しんでいるようだった。
浴衣を着るのは久しぶりという伯耆(ほうき)優子さんは、「昔はおばあちゃんにやってもらったけれど、自分で着られるようになったら楽しい。浴衣でお祭りに行きたい」、また技術・家庭科の田口幸子教諭は「これを機に日本の文化を大切にする気持ちが育ってほしい」とそれぞれ感想を話していた。
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