ネクサスコート本郷台 出羽海部屋の力士が慰問
飯島町にある老人ホーム「ネクサスコート本郷台」に10月6日、東京・両国の相撲部屋「出羽海部屋」から岩友親方(元金開山)と佐田錦、藤の海、出羽ノ城の3力士が訪れた。
同施設を運営する(株)ランドネクサスが岩友親方と交流があったことで実現したもの。10月生まれの入居者を祝う誕生日会の場に特別ゲストとして登場すると、その身体の大きさに驚きの声が上がった。
3力士は誕生日の5人に花束を手渡した後、会場にいた一人ひとりと言葉を交わし、握手。写真撮影や「抱き上げてほしい」というリクエストにも気軽に応じた。
また、男性職員を相手に取組も披露。職員が必死に挑んでも力士が全く動じない様子に、笑いが起きた。
質問コーナーでは「力士になって大変だったことは」という質問に3人が揃って「稽古」と回答。一方、「楽しいことは」という質問には佐田錦が「色んな料理が食べられること」、藤の海は「毎日お腹いっぱい食べられること」、出羽ノ城は「勝ち越して次の場所の番付を見ること」と答え、大きな拍手がおくられた。
最後は19歳の出羽ノ城が相撲甚句を披露。「祖父を亡くしたので、皆さんの顔を見ていると元気をもらえる」と話し、縁起物とされる力士の似顔絵入りの「絵番付」などを施設にプレゼントした。
|
|
|
|
|