小菅ヶ谷西谷戸町内会(三橋清二会長)では7月20日と21日、町内会の小学2年から6年生を対象にした「夏休み小学生一泊体験」を実施した。
同町内会の有志が集まった「にしやと倶楽部」の主催。地域の憩いの場として2011年に開所した「自然塾いろり」を会場に、さまざまな体験を通して子どもたちに楽しんでもらおうと昨年から行われている。
今年は昨年の16人から倍増の34人の小学生が参加。1日目には夕食のカレー作りやレクリエーション、花火などを実施。2日目は午前4時30分に起床して体操やウォーキング、水遊び。昼食の流しそうめんでは竹の切り出しからそうめんを流す台、それぞれが使用する器の製作なども子どもたちが主体となって取り組んだ。
三橋会長は「大人が子どもたちに感動体験の場を作ってあげることが大事」と話し、何を行うにしても子どもたちが主体的に取り組む。そのため、大人はやり方を教えてから補助に徹する。さらに、同じ町内に住んでいても通う学校が異なって普段は会うことのない人たちとの交流もでき、学校とは違った体験ができる場となっている。
最後の活動で書いた子どもたちの作文には「また来年も行きたい」「お世話になって感謝しています」といった言葉から「すいか割りをやってほしかった」などの要望も。来年も実施予定でスタッフたちも「来年も子どもたちに会いたい」と再会を楽しみにしている。
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