ライオンズクラブ国際協会 330−B地区3R-4Z ゾーンチェアーパーソン 岡部 和子さん 栄区在住
思いは地域への恩返し
○…横浜本郷ライオンズクラブに所属し、会長経験者でもある。戸塚区、泉区、栄区の5つのクラブ運営の責任者としてキャビネットと呼ばれる本部機能との連絡業務および調整役を担うゾーンチェアーパーソンという役職に就いた。任期は今年7月1日から来年6月末日までの1年間。ライオンズクラブ(LC)の基本活動は、青少年育成・薬物乱用防止教育、献血・献眼・献腎・骨髄移植の啓もう、啓発だという。今年は広島土砂災害支援に対しても大きな活動結果を残し、東日本大震災の被災地支援も継続している。
○…フラワーアレンジメントスクールを経営している。LCには誘われて入会した。仕事をしていると視野が狭くなりがちだが、LCには同じ経営者としての悩みを聞いてくれる仲間がいた。「みんなとイーブンに話しが出来ることがうれしかった」と述懐。LCの活動は本業との兼ね合いで、身体を投げ打ってまでは出来ない。ほんのちょっと集まって少しでも何かできることをする。これがLCの魅力だという。
○…LCとのつながりが深いヘレン・ケラーに「世界を動かすのは、英雄の強く大きなひと押しだけではありません。誠実に仕事をするひとりひとりの小さなひと押しが集まることでも世界は動くのです」という名言がある。この名言が日々の活動に勇気を与えてくれた。目標は地域への恩返し。「商売をさせてもらっているのは地域」と諸先輩方から口酸っぱく言われたことを今も忘れない。
○…「(母親が)家の外で時間をチョイスして何かをやろうとすることは大事なこと」と、経営するスクールの若い母親たちに感じた。まずは一歩踏み出すことで社会との関わりが出来、そこから地域への貢献につながっていく、と熱を込めて思いを語る。「組織の3割が女性になれば決して少数ではない」。女性が主要な地位に就く社会への憧憬…話は尽きない。