遺品整理専門会社「キーパーズ」の吉田太一社長を招いて11月18日、栄区版エンディングノート完成記念講演会が区役所新館4階で行われた。
吉田社長は、遺品整理を専門にする会社をはじめようと思ったきっかけを、膨大な量の遺品を前に「私が片付けましょうか」と依頼人に言ったとき「あなたが神様に見える」と言われたことを上げた。遺品整理は身内が行うもので、業者に頼むことなどほぼなかった時代に先の一言で起ち上げたという。
男性には耳の痛い内容が講演には多くあり、詰めかけた100人超の参加者らは苦笑。たとえば「セカンドライフを有意義に過ごす女性に対し、奥さんが先に亡くなると生活できないのが男性」といった話。
孤立しないためには、親友よりも身近な友人を複数持ち、現実を知り「自分は孤立死したくない」と他人事ではないという意識が持てるかどうか、だという。
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