栄区文化協会(=栄文協、風間聰彦会長)が設立20年を迎え、5月25日に栄公会堂で記念式典とコンサートを実施した。式典には各種団体の代表や各連合町内会自治会長ら多くの来賓が列席。コンサートでは同協会の会員が競演し、華やかなステージを繰り広げた。
栄文協は、「会員の芸術、文化に関する技量の向上とともに、会員相互の協調、交流、親睦を図りつつ、地域文化の発展に寄与する(会則第2条)」ことを目的に、1996(平成8)年2月24日に設立。初代会長には北條祐勝さんが就任している。活動内容としては栄区民芸術祭やさかえ春の文化祭を主催しているほか、あーすフェスタかながわの開催協力により国際交流にも貢献。会員数は2000年の3000人をピークに減少傾向となり、現在は155団体・2200人が加盟しているという。
記念式典には小山内いづ美区長、磯崎保和区連合町内会長、楠梨恵子県会議員、大桑正貴・輿石且子・石渡由紀夫各市会議員も出席。同協会の今後の発展に期待を寄せた。
挨拶に立った風間会長は「栄区の人口の2%は文化協会の会員。常に新しいことを考え、出来ることは実行していきたい。今から30周年記念の式典が楽しみ」と、今後の抱負を語った。
コンサートは区音楽協会合唱部門の5合唱団メンバー有志によるコーラスで幕開け。同協会個人演奏部門・田川理穂さんの指揮のもと、箏・三味線・ピアノの伴奏に合わせて交響詩『栄区賛歌』ほかを歌い上げた。また、区民謡連盟の原田直眞紗さんと高橋幸次郎さんが津軽三味線で『津軽じょんがら節』を披露。区舞踊連盟の東光菊さんは、箏と尺八が奏でる『春の海』に合わせて日本舞踊を華麗に舞い、記念のイベントに華を添えた。
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