本郷ふじやま公園(鍛冶ケ谷1の20)の古民家主屋土間でスズムシが飼育されており、涼しげな鳴き声で一足早い秋の訪れを告げている。
スズムシはコオロギ科の夜行性の昆虫で、羽は持つがほとんど飛ぶことはない。一般的に知られている「リーン、リーン」という鳴き声は、羽をふるわせる際に発せられる音。土中に産み付けられた卵はそのまま越冬し、年明けから3月頃までに孵化していくという。
ボランティアの手によって育てられた同公園内のスズムシは、オス・メス合わせて60匹ほど。ナスやキュウリなどが餌として与えられ、止まり木用に立てかけられた炭の上で鳴き声を響かせるスズムシの姿も観賞することができる。
例年、希望があれば進呈されてきたが、今年は数が少ないため中止に。秋が深まるにつれて数は減っていくが、11月いっぱいまでは鳴き声を耳にすることができるとのこと。詳しくは【電話】045・896・0590同公園運営委員会へ。
栄区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|