桂台地域で主に小中学生を対象に支援を行う「桂台げんき食堂」が11月15日、同地域ケアプラザでスタートした。
同食堂は「子どもたちの居場所を作りたい」という思いを抱いた地元民らが運営。高齢者向けの配食サービスに取り組む人や教員経験者なども協力し、放課後を過ごす子どもたちの学習支援と、食事を提供する。
夏休み中の今年8月に試験的に1度実施したが、アレルギーの問題や衛生面などさまざまな点を見直し、安全に運営できる準備を整え、この日から継続的に開く運びとなった。
当日は6人の小中学生が開始時間の午後3時から随時足を運び、ボランティアが見守る中で小学生は学校の宿題を、中学生はテスト勉強に取り組んだ。その後、折り紙や工作を楽しむなど自由に過ごしてから食事の時間。この日は手作りのハンバーグを主菜にご飯と汁物が提供され、集まった約15人と一緒に温かい食事を味わった。
月1回の開催
今後は月1回のペースで開かれ、現状で12月13日(火)、1月17日(火)に同ケアプラザ2階多目的ホールで開催予定。発起人の1人である白水嘉子さんは「子どもたちが気軽に集まれて、皆でのんびりできる居場所になればうれしい」と話した。
初めて利用する場合は保護者による登録が必要となり、登録後は子どものみでの参加も可能。ボランティアや寄付なども受け付けている。問い合わせは同ケアプラザ【電話】045・897・1111。
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