公田町荒井沢にある畑で収穫したそば粉を味わう「そば賞味会」が1月11日、本郷台駅前の「そば処深山」で開かれた。小山内いづ美区長もそば打ちに挑戦するなど、栄の人や自然などの恵みを再認識する機会となった。
市が1992年に「ゆめはま2010年プラン」を打ち出したことを機に、区が翌年「荒井沢緑地の里山再生事業計画」を実施。この計画から誕生したのが、今回の賞味会で使われたソバを育てている荒井沢緑栄塾楽農とんぼの会(大中捷行代表)だ。
同会の発足から20年を経て、創立時の成り立ちや行政との関わりを互いに再認識するきっかけとして、また昨秋に同地を視察した小山内区長の「荒井沢のそば粉で作った盛りそばを食べられたら素晴らしいですね」という声に、過去にも同会に場を提供したことがあるそば処深山の南條信之代表が協力。
当日は小山内区長をはじめ区の職員7人、会員8人が参加。会員の廣武照明さんが直前に打ったそばを味わった。「香りが違う」など称賛の声が多く上がった。
大中代表は「設立当初も今も区役所の支援と協力があってここまできた。今日は良い恩返しができました。これからも、よろしくお願いいたします」と感謝の言葉を述べた。
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