ホーム > 金沢区版 > ローカルニュース > 工場×アートでモノづくり
最新号:2012年2月 9日号
2010年7月 1日号
横浜市創造都市事業本部と象の鼻テラスを運営する(株)ワコールアートセンターは、「オープンファクトリー」という取り組みを開始した。これは、アーティストが工場を訪問することで双方が交流し、新商品開発のきっかけを作ろうとするもの。6月22日には初の工場訪問が行われ、アーティストの曽谷朝絵さんと海山俊亮さんが金沢産業団地内の3企業を巡った。
まず訪れたのは、ごみ焼却や下水処理など環境関連設備工事を中心にアイアンクラフトなども手がける(株)坪倉興業(坪倉伸明代表取締役)。坪倉代表は会社概要や提供できる技術などについて説明し、「工場と発案者(=アーティスト)の両者が幸せになれるようなモノを考えて欲しい」とエールを送った。
工場内で鉄を加工して作った巨大パエリア鍋や巨大クリップなどを見た海山さんは「逆にスケールダウンしても面白いかも」と早くも創造力を刺激された様子。熱心に説明を聞きながら、工場内を見学した。
その後、摩擦圧接機の製作販売などを行っているサカヱ工業(株)(中谷知長取締役社長)、木型やモデル製作などの3次元加工を得意とする(株)ミナロ(緑川賢司代表取締役)も続けて訪れ、質問や意見交換を行った。
今回の訪問は試験的なもので、具体的な企画や動きはまだ先になるが、工場の専門性とアーティストの豊かな創造性の融合は、新たな可能性を期待させる。今後も市内の様々な工場訪問を行っていく予定だ。