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最新号:2012年2月 2日号
2010年9月 2日号
米ソルトレークシティーで8月8日から10日に開催された「マイクロソフトオフィス世界学生大会2010」のエクセル部門で、六浦在住の佐志原美潮さん(18)が世界チャンピオンに輝いた。日本人が本大会で優勝したのは初。世界54カ国、延べ11万5000人の参加者の頂点に立った。
同大会は、世界中の学生がマイクロソフト社のエクセルやワードの操作スキルを競うもの。佐志原さんは今年1月20日、パソコンの資格試験を受けた際に学生世界大会の存在を知り、エントリーした。その後、独学で勉強を続け1次・2次選考を見事通過。5人の日本代表の1人として同大会のエクセル部門の出場権を手にした。
渡米したのは大会前日。練習するひまもなく時差ボケの頭で会場に向った。世界各国から集まった51人の学生代表の中で、最初のグループとして試験に臨んだ。複数のデータの統合や数式を用いた表計算など、レベルの高い問題を前に、まったく手ごたえをつかめなかったという佐志原さん。だからこそ、表彰式で名前を呼ばれた時の驚きは大きかった。「間違いかと思ったほど。自分の人生で今までにないほど“おめでとう”という言葉を言われた」と笑顔を見せる。世界の学生と交流する機会もあり、「貴重な経験だった」と振り返る。
パソコンは小学校3年生で始めた。高学年になるとエクセルを使ってお小遣い帳をつけるなど自然にパソコンに親しんでいったという。資格取得を勧めてくれたのはパソコンの講師をしている母親だった。
現在は早稲田大学先進理工学部応用化学科の1年生。目下の目標はオフィスソフトの中で唯一残ったアクセスの資格をとって、「オフィスマスター」の認定を得ることだ。将来は地球環境を改善し、社会に貢献したいそう。「パソコンを使えば世界とつながれる。グローバルな問題の解決につなげていきたい」と夢を話した。