目が悪くても、外出を楽しみたい―金沢こだまの会誘導グループはそんな視覚障害者をサポートするボランティア団体だ。利用者の目の代わりとなり、外出などを手伝っている。
取材日はダイエー金沢八景店で買い物したいという中庭さん(50)をグループリーダーの鈴木清子さん(67)が誘導した。売り場では、品物を手で触ってもらい、大きさや色、形を口で説明。用途を聞きつつ、欲しいものを探した。「一番気を使うのは安全」と鈴木さん。段差やダンボールなどの障害物を、声を出し教えてあげながら、店内を歩く。中庭さんは「こだまの会のおかげで外出でき、いろんなことを経験できるのが楽しい」と話した。
入門講座を実施
同会は、視覚障害者誘導ボランティアの入門講座(毎週水曜午前10時〜12時・全6回)を1月26日(水)から開催する。会場はいきいきセンター金沢ほか。視覚障害者への理解と基本の誘導法を学ぶ。参加費は1000円(資料代として)。参加希望者ははがきかFAXで〒住所、氏名、年齢、電話番号を明記し、〒236─0021金沢区泥亀1の21の5、いきいきセンター金沢、こだまの会誘導グループか【FAX】045・784・2222まで。問い合わせは【電話】045・781・0066へ。
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