「ふるさと大道の風景を再生させよう」と行っていた大道小学校のトンボ池周辺の整備が終わり、2月13日に大道村完成のお祝い式が開催された。児童や父母、地元住民ら約220人が集い、水車やあずま屋、池に架けられた橋などの完成を祝った。
ふるさと大道村の構想が生まれたのは、2年前のこと。井戸を掘り水が涸れてきたトンボ池を再生させ、地域住民が気軽に憩える場所を作ろうと、「ふるさと大道の風景をつくる会」(相川澄夫会長)と当時の6年生が協力し計画を進めた。これが「ヨコハマ市民まち普請事業」に選ばれ、昨年春から作業に取りかかった。
最初の井戸が8月に掘り進められなくなるといった困難もあった。だが、「希望の井戸」と名づけられた2番目の井戸は現在深さ30mを越え、あと少しで水脈に到達しそうなところまで来たという。式に参加した中学一年生の神野沙綾さんは、「6年の時にみんなで頑張った甲斐があった。予想以上の出来です」と完成を喜んだ。
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