東日本大震災による原子力発電所の停止で、今夏は電力の供給不足が見込まれる。政府から電力使用量のピーク(7月から9月の平日、午前9時から午後8時の間)を15%削減する目標値が示されるなど、全国的に節電が課題となっている。これを受け横浜市は、7月1日(金)から9月30日(金)の3ヵ月間、一部の公共施設を平日週1日休館する”輪番休館”を実施する。
対象となるのは、図書館やスポーツセンター、地区センターなどの市内公共施設261ヵ所。金沢区内では、金沢地区センター及び金沢図書館、釜利谷地区センター、富岡並木地区センター、六浦地区センター、能見台地区センター、柳町コミュニティハウス、金沢スポーツセンター、六浦スポーツ会館、老人福祉センター晴嵐かなざわ(いきいきセンター金沢内)の9ヵ所で実施される。
区は、各施設の利用状況を踏まえ、同じ曜日に集中しないよう休館日を決定。これは、毎週同じ曜日に活動するサークルに不公平にならないよう利便性を図ったもの。晴嵐かなざわを、毎日のように利用する鈴木勝二さん(67)は「輪番休館をするのは当然。節電は、全国で協力して取り組むこと」と話した。
7月から9月までの各施設の輪番休館日は、施設の掲示や区のホームページで確認できる。
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