子どもだってアーティスト 「芸術祭」に向け大型絵画を制作
金沢文庫芸術祭実行委員会(浅葉弾実行委員長)は今月、4つの幼稚園・保育園などで大型絵画制作を行っている。これは、今年で13回目を迎える金沢文庫芸術祭(9月18日(日)スタート)の装飾として掲出する絵画。4園合わせて30枚程度を制作する予定だ。
谷津町の保育園では、今月5日に制作を実施。20人あまりの園児が、実行委員会スタッフ12人と筆をとった。園児たちは、手足が絵の具だらけになりながらも、大はしゃぎで制作に取り組んだ。またこの日は、芸術祭の企画のひとつ「こどもアートリレー」も実施。これは、東日本大震災で被災した子どもたちの絵画を巻物のようにし、金沢の子どもたちがそれに続けて描き、一つの作品にしていくもの。絵画は、実行委員会スタッフが6月に岩手県陸前高田市など4ヵ所を回り集めた。芸術祭当日は、200m以上の作品に仕上がる予定。浅葉実行委員長は「芸術祭のテーマは『子供の未来は地球の未来』。アートへの参加が、子どもたちの自己表現につながれば」と笑顔だった。
芸術祭は9月18日に海の公園で開催される「1Dayイベント」を皮切りに、10月にかけて区内各所で行われる予定。
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