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CO2削減は企業の使命 萬世リサイクルシステムズ(株)
年間13万tの廃棄物を扱う萬世リサイクルシステムズ(株)。木くずや廃プラスチックを原料・燃料に再生し出荷している。「これから企業は、時代を反映し変わる必要がある」という藤枝慎治社長の理念のもと、社会・地域貢献に力を注ぐ。
2009年11月からCO2マイナスプロジェクトを開始。「エコドライブ月間」「緑化月間」など毎月1つずつ取り組みを増やし、社員一人ひとりに省エネ意識を根付かせてきた。数値で見ると、前年比で電力使用量7%減、ガソリン使用量11%減を達成した。
また2年前に廃プラスチックから作る製品を、粉砕後に熱して固めるRPF燃料から粉砕物をそのまま包むフラフ燃料へと切り替えた。製造時に必要な熱量が少ないフラフのCO2排出量は、RPFの3分の1。藤枝社長は「温暖化対策ありきで行った事業ではないが、切り替えの結果、40%の省エネという大きな副産物がついた」と話す。
だが重機を使う工場という性質上、どうしてもCO2は排出してしまう。このCO2排出量を相殺(オフセット)するため、毎月純利益の1%をモンゴルでの植林活動へ寄付している。昨年10月までに植えたカラマツは780本にのぼる。
さらに今年はバーニーズ・ニューヨークと美大生13人との協働企画を実施。バーニーズが集めた衣服を美大生がリメイクし、販売不可能な衣服は同社がリサイクル燃料として再利用するプロジェクトも進めている。アンテナを広く張り巡らし、その実行力と想像力で、廃棄物と環境活動を結び付けていく藤枝社長。地域に根ざした循環型の会社を目指し、進んでいく。
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