外国につながる子どもたちの日本語学習をサポートする「かもめ教室」が、並木第1小学校内の並木北コミュニティハウスで開始された。初日となった10月21日は、ペルーやベトナム、ジャマイカ出身の子ども8人が参加した。子どもの悩みは「学校の勉強をゆっくり見直したい」「宿題を教えて欲しい」「日本語の読み書きがよく分からない」など様々だ。そうした悩みを「かもめサポーター」と呼ばれる地域ボランティアが、1対1でカウンセリングした上で、個々にあわせてサポートしていく。
「かもめ教室」は横浜市立大学にある金沢国際交流ラウンジ内で今年4月から始まった。金沢区の外国人登録は約2600人。家庭では日常的に母国語で会話している子どもも多く、授業についていけないなどの問題がある。並木地区は外国人居住者が多いことに加え、距離的に同ラウンジに通うことが困難なため、新たに教室が設置された。子どもの日本語学習を支援し、学校以外でも日本社会との接点を持つことを目指す。対象は金沢区在住・在学の小学生から中学生。金沢国際交流ラウンジは毎週土曜・日曜の午前10時から11時30分、並木北コミュニティハウスは毎週金曜の午後3時から4時30分に開催している。参加は無料。
教室を支えるかもめサポーターは現在約50人。学校教員や日本語教師の経験のあるボランティア、大学生などが参加している。金沢国際交流ラウンジは、引き続き協力してくれるボランティアを募集している。問い合わせは【電話】045・786・0531へ。
|
<PR>
金沢区・磯子区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|