能見台通西町内会と有料老人ホームのグラニー金沢・横浜が12月15日、消防応援協力書を締結した。締結式では金沢消防署の牧島敬行署長の立会いのもと、同町内会の鈴木喜侃会長とホーム長の皆川由美さんがそれぞれ書面にサインをし、協力を誓った。牧島署長は「高齢者施設や社会福祉施設は市内各地で非常に増えている。地域の人の協力は大きな力」と話した。
消防応援協力とは、災害時などに地域の人と施設が協力し対応することを約束するもの。同施設には22人の利用者が住んでいるが、自力で歩くことができない人も少なくない。夜間は職員が2人になるため、火事や地震が発生すれば、避難などが困難になる恐れもある。皆川ホーム長は、「地域の人の協力があるのは心強い。逆に施設にはAEDや災害時の備蓄があるので、もしもの時には町内の方に使っていただきたい」と話す。鈴木会長は「町内会としても高齢者や障害者支援は課題。出来る限りのことをしたい」とし、互いに固い協力を約束した。
こうした社会福祉施設と町内会との協力書締結は区内で11件目。消防署はさらに地域と施設の繋がりを支援していくという。
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