市立金沢高校は3月16日から23日まで、ハイテク高校(米カリフォルニア州サンディエゴ市)から生徒2人を受け入れた。
これは、横浜市とサンディエゴ市との姉妹都市提携55周年を記念して実現した相互交流。昨年11月には、金沢高の生徒2人がハイテク高を訪問している。
来浜したのは、リンカン・ダッチャーさん(17)とマイケル・トンプソンさん(17)。2人は同校で、授業のほか、さまざまな課外活動に参加。体育祭や茶道部・書道部での体験が思い出に残ったという。昨年訪米し、今回ホストとなった2人の生徒(いずれも1年)は、「この1週間でだいぶ(英語で)会話できるようになりました」「今回の経験でさらに国際交流に興味が湧きました」と振り返った。同校の高木俊彦副校長も、「外国の仲間とのコミュニケーションは有意義。生徒は抵抗感なく受け入れられたのでは」と話した。
1週間過ごした横浜についてダッチャーさんは、「ゴミや落書きもなく、美しい街。とても驚きました。ぜひ再び訪れてみたいです」と笑顔を見せた。
トンプソンさんも、「新しいものと古いものが共存した街並みが気に入った。とくに三溪園の伝統的家屋はとてもクールですね」と横浜を評価。「アメリカとは異なる日本人の気質や文化を理解できた。将来に生かしたいです」と話した。
両市は今後も、生徒らの相互交流を行い、友好を深めていくという。
|
<PR>
金沢区・磯子区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|