高舟台小学校(平石英一校長)で4月11日、交通安全教室が行われた。当日は、1・2年生の児童約200人が参加した。
この教室は、金沢警察署がヤマト運輸横浜主管支店(磯子区)と連携して実施した。同社は、社会貢献の専門部署を設け、各地で交通安全教室を実施している。当日はまず、車両を使った「死角実験」を実施。児童が運転席に乗り、自動車特有の死角を体験した。また、目の前で交通事故を再現する「スケアードストレート」と呼ばれる実演では、同社のドライバーが、飛び出しなどでトラックと接触。署員が事故防止のポイントを解説した。児童たちは驚きの声を上げ、交通安全の大切さを実感した様子だった。あいさつに立った平石校長は、「学校周辺は道が狭く、自動車もたくさん通る。歩くときはまわりをよく確かめて」と呼びかけた。
同社と連携した教室は区内では初めて。金沢警察署交通課の宮田富由課長は、「飛び出しなどによる子どもの交通事故はまだまだ多い。こうした教室が少しでも役に立てば」と話し、今後も区内で実施していく考えを示した。
|
<PR>
金沢区・磯子区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|