５月４・５日に行われた第39回県高校空手道大会男子団体組手で、横浜創学館高校が優勝し、６月に群馬県で行われる関東大会への出場を決めた。同種目での優勝は10年連続10回目。
５人で戦う団体戦。決勝戦の相手は、ライバル・県立横浜立野だった。ストレート勝ちを狙っていたという選手たちだったが、相手の気迫に１敗を喫した。だがその後立て直し、４対１で勝利。酒井優志主将（３年）は、「今までやってきたことが結果につながってうれしい」と話した。松本浩一監督（47）は「10連覇は意識していません」としながらも、「全国高校総体（インターハイ）に向けて、選手の励みになればいいですね」と、初の偉業に目を細めた。
今大会では、男子団体形でも優勝。さらに、男子個人形（星山友貴・１年）、男子個人組手（砂川純輝・３年）、女子個人組手（稲田悦子・３年）、女子団体組手で関東大会への切符を得た。インターハイ制覇を目指す同部は、今後メンタル面強化に取り組んでいくという。
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