"小さなマッサージ屋さん" わらべシーサイド保育園で教室
6月11日、わらべシーサイド保育園で園児対象のマッサージ教室が開かれた。主催したのは能見台で理容室を営む鈴木誠一さん(35)、美保さん(38)夫妻。”プロ”のマッサージを園児に伝授した。
この日は年中組の27人が参加した。ペアになった園児は「ワニの手をつくりましょう」と説明する美保さんを真似し、腕や肩、背中を揉み合った。互いに「痛い?」など聞きながらのマッサージ。美保さんは「相手の気持ちになることに気付いた子が多かったよう」と目を細めた。
教室終了後には園児に「認定書」と書かれたカードが渡された。「今日からマッサージ屋さんです」と鈴木さん夫妻が話すと園児からは「おうちでやってあげよう」との声があがった。
「3・11を機に親子のスキンシップの必要性に気付いた」と鈴木夫妻。仕事から帰宅した誠一さんに、当時6歳の娘がマッサージをするようになったこともあり、教室を考案した。
同保育園の副園長・殿木淳子さんは「(幼児期は)だっこやおんぶと違ったスキンシップが必要となる。役に立ちたいという子どもの気持ちも叶える良い機会」と話した。親からも「スキンシップの時間がとれるようになった」と感謝の言葉が集まっているという。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|