関東学院大学(大野功一学長)で7月7日、ロンドンオリンピック出場記念壮行会が行われた。参加したのは、同校卒業生のセーリング日本代表・高橋賢次選手(29)=49er(フォーティーナイナー)級=と富沢慎選手(28)=ウィンドサーフィンRS:X級=、代表チームの飯島洋一コーチ(33)。3人が会場に入ると、待ち構えていた学生らから歓声が上がった。
会の中で大野学長は、「これから準備・調整に忙しくなるでしょうが、メダルを目指して頑張って」と激励。同校OBの貝藤和昭・県セーリング連盟会長も、「頂点に立って、関東学院の名をオリンピックでとどろかせて」とげきを飛ばした。
また後輩にあたるヨット部とウィンドサーフィン部の学生からは、「必勝」などと寄せ書きが入った日の丸が贈られた。
最後まで「チャレンジ」
卒業以来初めて母校を訪れたという高橋選手は「応援をもらったことは力につながります」と笑顔。「まだ伸びしろはある。最終レースまで『チャレンジ』の気持ちで走りきる」と語った。富澤選手も、「レースにベストな状態で臨むだけ。日々前進していく」と力を込めた。
3人はすでに現地入りし、レースに向けた最終調整に入っている。セーリング競技は30日(月)からスタートし、8月10日(金)まで12日間行われる。メダルを懸けた「風」との闘いが、まもなく幕を開ける。
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