7月7日に横浜文化体育館で行われた第1回交通安全高齢者自転車神奈川県大会で、金沢チーム(3人編成)が優勝した。県下13の代表チームによる戦いを制したのは、阿部紀慶さん(71)、木曽市郎さん(72)、廣木正治さん(71)。13日には、うち2人が金沢警察署を訪れ、井本昇署長に優勝を報告した。
大会は、スラロームなどの障害があるコースを自転車で走行。技能やタイムで争われる。3人は、同時開催された「こども自転車大会」に出場した小学生と1カ月間の練習に励み、当日も安定した走行で他を圧倒。栄えある初代王者となった。
「子どもたちが入賞を逃したので手放しでは喜べない。でも、自信にはなりました」廣木さん。木曽さんも、「練習で指導してくれた皆さんのおかげ。緊張で足が震えたが、結果が出てよかった」と語った。地域交通安全運動推進員を長年務めてきた2人。「今までやってきたことは間違いではなかった」と感慨深げだった。
金沢区交通安全協会の横井正巳会長は、「3人は地域の模範。これをきっかけに自転車マナー向上の機運を盛り上げていく」と決意を新たにしていた。
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