日本人の一番多い死因である「がん」。中でも肺および気管・気管支のがん患者は年々増加しており、1998年から部位別死亡者数のトップとなっている。
そんな中、神奈川県立循環器呼吸器病センター(富岡東)は放射線治療を行うリニアック棟を新設し、8月から治療を開始した。地下に作られることの多いリニアック施設だが、患者の不安軽減のため、あえて地上に建設。光と緑をふんだんに取り入れ、従来のイメージを一新した。
リニアック(放射線治療装置)=写真=は、CTと同室にあるタイプで、県内でもまだ数少ない最新機器。CT画像でモニターしながら撮影と腫瘍への照射をするので、高い精度を誇る。また呼吸による動きにも対応。腫瘍以外の部位への照射を最小限に抑え、正常な細胞を極力傷つけずに治療できるという。
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