横浜市立大学フットサル部「VERDADE(ベルダーヂ)」が、8月31日から行われた全日本大学フットサル選手権に初出場した。惜しくも決勝ラウンドには進めなかったが、今後の活躍に期待がかかる。
県予選を突破したVERDADEは7月、栃木県で行われた関東大会へ駒を進めた。代表決定戦は、茨城代表の筑波大学。1点を先取して迎えた後半、反撃を許し1-1の同点に。悪い流れができるかに思われたが、選手たちは「負けるわけにはいかない」と奮起。その後はこう着状態が続いた。そして残り3分。佐藤良祐選手のシュートがゴールを揺らし、そのまま試合終了。昨年3位に終わり、あと一歩で逃した全国切符を、チーム全員の「気持ち」でもぎとった。
迎えた大阪府での全国大会は、唯一のゴールキーパー・高杉一城選手が欠場するアクシデントもあり、2敗1分けでグループリーグ敗退。荒井拓郎主将(3年)は「やはり甘さがあった。勝てる試合はあったが、チャンスをものにできなかった」と悔しさをにじませる。ただ、重点的に練習してきた走力や守備力は向上したといい、「来年はまず1勝して、全国ベスト4をめざします」と意気込んだ。
躍進の理由は、柔軟な選手起用。メンバーを固定せず、できるだけ多くの選手に試合経験を積ませ、総合力を高めてきた。チームは現在、関東大学リーグ2部Bで首位。上位をキープすれば、オフの入れ替え戦に進める。これを突破し、初の1部昇格なるか。3年生中心の新体制の下、快進撃は続く。
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