「ダンスの現状知って」 林市長が学生と意見交換
地域で活動している団体やその活動場所を林文子市長が訪問し、意見交換を行う「ぬくもりトーク」が10月18日、横浜市立大学で行われた。市長は市内の学生ストリートダンサー約1000人から構成される「DANCER PARTY PROJECT(ダンサーパーティープロジェクト)」と懇談。代表メンバー12人と学生のストリートダンス事情をテーマに話が進められた。
メンバーは、出演者に宣伝と集客を課すチケットノルマ制を廃止したダンスイベントの成果を発表。人々の交流のきっかけになるダンスの魅力や、中学校のダンス必修化への期待を話した。一方で発表の場が限られていること、練習場所が不足している現状を訴えた。「ダンサーはマナーが悪いと偏見を持たれがちだが、改善に向けて取り組む人がいることを分かってほしい」とメンバー。林市長は「まだ文化・芸術を育てる風土が足りない。『大学のダンスといえば横浜』と人が集まる街になるようお手伝いします」と話していた。
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