年末見据え 強盗訓練 ゆうちょ銀行で
金沢警察署(吉澤晃司署長)は年末年始に増加する犯罪に備えて11月21日、ゆうちょ銀行横浜金沢店(泥亀)で強盗模擬訓練を行った。訓練は閉店間際に押し入った二人組の男が行員に刃物をつきつけ、現金を奪って逃走するという想定で実施。窓口の行員は落ち着いて対応し、犯人が逃走すると数人の行員がカウンターを飛び越えて追いかけた。
同署生活安全課の福本真己係長は「知らせる、時間を稼ぐ、犯人を覚える、追いかけるの4点を守って下さい。見回りをする、よく顔を見て対応するなど、犯人に見てますよというサインを送ることも大切」と指導した。訓練の必要性を感じているという同店の大堀正明店長は「日頃から防犯意識を持って指導しているが、実践的に行うのは行員の気持ちも違うはず。今後も地域の皆さんが安心して利用できるよう努力を続けたい」と話した。
この日は振り込め詐欺防止についても言及。今年11月26日の現在の区内被害は15件(未遂2件)。一回あたり平均して250万円ほどが引き出されている。同署はチェックシートの活用や、ATMの限度額を引き下げるよう呼びかけるなど、防止に向けて臨機応変な対応が必要とした。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|