鳥浜町の南部市場で2月23日、小学生を対象にした「のりづくり体験実習」が行われた。
この企画はNPO法人「ともに浜をつくる会」(南区/石田猛理事長)が2010年から毎年実施しているもの。かつて中区本牧でのり漁師をしていた石田理事長が、児童に海の環境改善について考えてもらおうと始めたという。
当日は、瀬ヶ崎小学校や能見台小学校など、市内各地の「放課後キッズクラブ」から児童122人が参加した。体験したのは、網からのりを摘み取る「摘採」、のりを細かく刻む「のりたたき」、そして「のりすき」など、昔ながらの手法。晴天の下、元漁師や会のメンバーの指導を受けながら作業した。
同会の石田理事長は、「のりは自然のもの。それを食べるまでの大変さや難しさを、子どもたちに知ってもらう良い機会」と笑顔で話した。また、「私たちの活動の目標は、横浜に美しい砂浜をつくること。子どもたちにも、自然環境を守ることの大切さを感じてもらえれば」と期待をこめた。
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