会員同士の「共助」を目指す一般社団法人「金沢まごころの会」の設立式が5月25日、六浦地区センターで開催された。当日は地域住民のほか、区職員や連合町内会長らが出席。会の発足を祝った。
同会は、高齢者や障害者、子育て中の家族らを支援する会員制の団体。同様の活動が中区や栄区などにあり、それらに倣(なら)う形で新たに活動が始まる。
買い物代行や通院付き添い、掃除などのサービスを、利用会員のニーズに合わせて協力会員(有償ボランティア)が行う。会員になると、サービスを利用することも、協力することもできる。こうした会員同士の「助けあい」を機能させることで、介護保険などの公的サービスで対応しきれない部分を補うという。
設立式であいさつに立った高橋徳美理事長(横浜市会議員)は、「以前から、介護・福祉に関する相談を受けていた。これからは共助をもっと大切にしていきたい」と設立に至った理由を説明。「『できる人が、できる時に、できる事をする』という精神で、皆さんのお役に立てたら」と抱負を述べた。
同会は入会金不要。会員は年会費(事務登録費)3000円を支払う。利用は1日2時間からで、料金は1時間あたり1260円。協力会員への報酬は1時間あたり850円。また、1口1万円の賛助会員(法人・個人)も募集し、運営の安定化を図る。
問い合わせは同会事務局【電話】045・370・8165(受付・午前10時〜午後4時、土日祝定休)まで。
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