横浜エフエム放送（ＦＭヨコハマ）は６月24日、磯子区の円海山から秦野市の大山山頂付近に基幹送信所を移転した。神奈川県北部や県央の一部にあった難聴エリアの解消が目的だったが、移転２週間で約５００人から「受信しづらい／できなくなった」などの問い合わせが相次いだ。
問い合わせが多かったのは、今まで送信所があった円海山周辺の住民から。金沢区内からも複数の問い合わせがあったという。同社は「今まで電波の強かった円海山付近の方は、従来の方法で受信できない場合もある」と説明。「ラジオアンテナを障害物のない窓側や西に向けるなどして、試してほしい」と呼びかけている。今後は、難聴状況のデータをとりつつ、対応策を検討していくとしている。
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