横浜市唯一の海水浴場である海の公園で7月13日、海開き式が行われた。周辺住民や関係者など約300人が参加した。
式典はフラダンス教室「ナー・レフア・オ・ラカ」の生徒による海開き宣言後、フラダンスの発表があった。また「海の公園ライフセービングクラブ」による海水浴時の注意事項の説明や、心肺蘇生を試みる際に使うAED(自動体外式除細動器)のデモンストレーションが行われた。
さらに今回、津波警報が発令された際に避難勧告のアナウンスを行う「津波警報伝達システム」の訓練放送も合わせて実施。区内16カ所に設置されたスピーカーから「より早く、より高いところへ避難してください」という音声が流れた。
放送後参加者は、実際に会場から約150m離れた海抜8mの「なぎさ公園」へ避難。金沢区の防災計画では津波警報があった場合、海抜5m以上の高台か、鉄筋コンクリート製など頑丈な建物の3階以上への避難を推奨している。
区役所総務課の河野宏紀さんは「万が一、津波警報があった場合は、今日のように慌てず避難を行ってください」と講評した。
海水浴場の開設期間は8月31日(土)まで。約13万人の海水浴客を見込むという。管理する横浜市緑の協会は「海に入る前の準備運動など、自己管理をして楽しんで」と呼びかけている。
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