「コラボ」で楽しんで シニア向け体操クラブ
区内各地域ケアプラザでシニア向けに体操を教える「ハマ魂クラブ」は、ギターや詩吟、フラダンスなどの団体とコラボレーションし、奇抜な衣装でステージを作る、一風変わった体操クラブだ。
「体操はひとつのステージです」と言い切るのは、代表の秦政子さん(71)。
学生時代に体操をしていた秦さんは定年退職後、もう一度体を動かしたいと区の高齢者健康体操に参加。ストレッチが体のどの部分に効くのかという理屈が面白く、熱中し、自身も横浜市のレクリエーション指導員資格を取得した。
指導をシニア向けに特化するようになったのは、指導員と並行して経験した民生委員の仕事がきっかけだ。見回りのなかで体の動かない高齢者を目の当たりにし、「何か役に立ちたい」という気持ちが強くなったという。
その頃市民参加ミュージカルに参加する機会があった。これがクラブを立ち上げるきっかけになった。「舞台からアイデアを得ました。衣装や演出にこだわればより楽しんで体操して貰えると思ったんです」。ケアプラザで「体操ステージ」を披露すると、参加者から「また来て」と好評。以降演出にこだわり続けているという。ハマ魂クラブは今日も、こだわりの衣装と「コラボ企画」で、シニアを楽しませ、元気を与え続けている。
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