「当たり前の市民感覚」から提言 市政報告 人に寄り添う市政実現を 横浜市会議員 しのはら豪(39才)
3月25日の本会議での予算案採決で、本年第1回定例会が閉会しました。
今回は本会議登壇で40項目の質問(2月20号に詳細)から始まり、26年度予算案の審議では3局を担当(3月20号に詳細)しました。
また最終日の本会議では次代に責任ある立場から、予算の修正案を提出。否決となったことは残念でしたが、新会派「横浜の未来を結ぶ会」を結成し臨んだ最初の議会であり、意味ある行動だったと考えています。
バランス感覚を大切に
このような中、私自身、常に心がけているのが、【1】普段から掲げる「徹底した行財政改革」はもちろん、【2】なるべく「現場に足を運んで話合い」を行い、【3】「長期的な問題をより現実的な身近な視点から」捉え、丁寧な議論を行うこと。そして【4】若さを生かし、国際的な観点も取り入れて「新しい政策も積極的に提言」すること。さらに、福祉から教育まで【5】「弱い立場になりがちなお声をいかに反映できるか」ということです。
このような思いを大切に提言しています。その内容として、【5】の部分について3つほど例に取り上げます。
人を大切にする政策を
❶まず「いじめ」についてです。子ども達に最も身近な人権侵害であるいじめの発生には、様々な要因や背景があります。その際、特別な支援が必要な子ども達や外国につながる子ども達が増加する昨今、個別特性を理解した上で調査にあたれる仕組み作りが重要です。そこでこのような場合に「子供の特性を理解する専門家を、新たに附属機関として設置する『いじめ問題専門委員会』に加えること」を求めました。
❷また、小児慢性特定疾患の治療の長期治療による医療費等を公費で負担し、医療の確立と普及を促進する「小児慢性特定疾患医療給付事業」があります。このことについては「子どもとその家族の負担軽減を図る本市独自のサポートシステムが必要であり、今後、情報交換や意見交換の場の設定」をお願いしています。
❸同様に「重度障害者の方々のご家族に対する、本市独自のケアシステムが無いのであれば、同様の枠組みを作ること」も併せて提案させていただきました。
これらは本市の努力と工夫で出来ることです。苦しい立場の方々にも寄り添い、人を大切にする横浜市政を実現させることが重要だと考えます。
いよいよ来月から平成26年度。任期最終年も引き続き皆さまのお声を大切に、様々な問題を多角的に取り上げてまいります。
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