今年度の区政運営方針 「環境未来都市」を目指す
金沢区はこのほど、2014年度の区政運営方針を発表した。
基本目標は「地域の皆さまと共に考える、挑戦する、つくる!〜訪れたい、住みたいまち・環境未来都市金沢を目指して〜」。目標達成に向け「目指せ!環境未来都市」という施策が中心に据えられた。
「環境未来都市」とは、環境問題や高齢化社会に対応し、独創性を発揮して地域の活力を生み出していく都市。空き店舗を活用した拠点運営や、健康づくり、独居高齢者のケア、グリーンバレー構想を推進することで実現を目指す。またオープンデータやICT(情報通信技術)を、大学と協力しながら各事業に活用していく。
このほかに、4つの施策が打ち出された。1つめは「金沢の魅力をもっと発信!歴史、自然、観光、大学、産業のまち金沢」で、歴史資産、産業などの金沢の魅力を大学と連携しながら伝えていく。中心となる事業は今年40回目となる金沢まつりへの取り組みのほか、史跡や文化資産のPRを推進する。
2つめの「すくすく育て!かなざわっこ」は読書活動と保育所事業の推進。保育所事業では、中・高・大学生をボランティアとして保育所で受け入れる。
3つめは「いつまでもいきいき暮らそう!健康づくり」。区内の歯科医師会などと連携した「歯科健康教育」や認知症の知識の啓発などを行う。
最後は「防災力・災害対応力、アップ!」。「災害に強い金沢」をつくるために、地域や各防災関係団体などのネットワークを強化。さらに医療機関との連携を進めるほか、災害時にペットを同行する際のガイドラインを普及する。スズメバチなどの害虫対策や動物愛護の啓発も行う。
これに「区民サービスの向上」を加え、各施策が進められる。
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