昨年12月から行われていた洲崎公園(洲崎町)の改良工事が今年3月に完了し、一面に芝が敷かれた。
平潟湾に面する同公園はかつて、砂が敷き詰められていた。これが南風により舞い上がり近隣に飛散。「洗濯物や車にかかり、困っている」という住民からの苦情が多かったという。また道路に砂が溜まり、自転車が滑って転倒するおそれがあった。
こうした状況に対し、洲崎東部町内会と洲崎公園愛護会の会長を兼ねる佐久間芳夫さんが中心となり、金沢区土木事務所に依頼。「芝の公園」への改良工事が行われることになった。
芝はデリケートな植物で、敷いてからしばらくの間、頻繁に踏まれてしまうと根が定着しないという。現在、同公園は立ち入り禁止となっており、同町内会の会員からなる約10人の有志が、雑草の除去や芝刈を毎週火曜日の朝に実施している。
佐久間会長は「もっとも大変なのは雑草抜き。根ごと抜き取るために、一本一本手作業でやっています」と話す。目標は7月12日、13日に行われる地域の祭りに合わせた開放。例年この公園は、子ども神輿が練りの途中、休憩の場所として使われているという。今後は必要に応じて手入れの頻度を増やしていく。
芝の整備に合わせ、遊具や砂場もリニューアルする。佐久間会長は「地域のお子さんや家族により愛されるような公園にしたい」と意気込んだ。
|
<PR>
金沢区・磯子区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>