富岡八幡宮秋季大祭 七カ町の神輿 一堂に 20日宵宮、21日本祭
富岡八幡宮秋季大祭が9月20日(土)、21日(日)に行われる。20日の宵宮は万灯神輿渡御が、21日は大祭式(湯立神楽奉納)に続き大神輿の連合渡御が実施される予定。七カ町の神輿が一堂に集結する迫力は圧巻だ。
かつて富岡の地には神輿渡御の風習はなかった。江戸時代には、奉納神事として、境内に設置された土俵で相撲が行われていた。しかし昭和30年ごろには、悪天候などの理由から衰退してしまったという。
時がたち昭和50年ごろ、神輿会を作ろうという機運が高まりはじめた。金沢区内には寺前、町屋町など宮神輿のある神社は多いが、富岡八幡宮にはない。ならば手作りしようと、下之町の有志が神輿会を結成。秋季大祭に合わせて神輿渡御が行われるようになった。
その後、他の地域へと「神輿作り」の輪は徐々に広がっていった。地元の建具店や建設会社の協力もあって、各町内が自前の神輿を手に入れた。
そして約30年前にシーサイドコーポの六参会が加わって現在の七カ町神輿連合のかたちとなり、今に続いている。
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