金沢区・磯子区版 掲載号:2014年9月18日号

西柴中学吹奏楽部

創部初 関東出場へ

一丸で東日本目指す

「満足できる演奏を」
「満足できる演奏を」
 西柴中学校吹奏楽部が9月20日、千葉県で行われる「第20回東関東吹奏楽コンクール」の中学校の部B部門に出場する。関東大会出場は創部以来初の快挙。部員43人が一丸となり、次の東日本行きを目指す。

 7月の横浜吹奏楽コンクールで掴んだ金賞。初の県大会出場を手にし、「みんなで泣いて喜んだ」と上原れい部長(3年)は話す。勢いのまま県大会でも金賞に輝き、B部門県内12校の代表に選ばれた。一方、「練習してきたことを出し切れなかった。満足できる演奏ができなかった」と悔やむ。再度気を引き締め、関東で目指すのは、部員全員が満足できる演奏だ。

”全員一奏”

 同部が代々大切にしてきたのが”全員一奏”という言葉。「一丸となって演奏を届けるという意味」と上原部長。しかし、コンクールに出られるのは30人のみ。気持ちのずれから、部がまとまらない時期もあったという。「練習でだらけてしまうことも」。上原部長を中心に毎日のミーティングで声をかけ、挨拶や返事などの基本から改善を促してきた。少しずつだが、大会が近付くにつれまとまりが見られるようになってきたという。「メンバーに入れなかった子たちが進んでお守りを作ってくれた」と上原部長は話す。全員一奏の文字が刻まれたお守りは本番もポケットの中に。「応援してくれている。それがすごく嬉しい」と笑顔を見せる。

 「音を届けるのはどんな場面でも同じ」と話すのは門田亮顧問。西柴小学校の運動会をはじめ地域のイベントで演奏することも多い。「行事にも全力で取り組み、一生懸命演奏する姿が見えてきた」と評価する。

集大成を発揮

 気持ちのほかに鍵になるのが音量と音程。地区大会では曲のまとまりを意識した結果、迫力に欠けた。一方、県大会では音量に注力し音程に課題が残った。「関東では融合させ音量を伸ばし、音程を揃えるのが目標」と門田顧問。現在は、音量を上げるために合唱や運動を取り入れた練習で、大会に備えている。上原部長は「支えてくれた地域、保護者、メンバー外の部員のためにも最高の演奏をしたい」と意気込んだ。

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