下水処理施設や石油タンク、橋など、社会インフラや建造物の「重防食塗装」を行うコーケン(鳥浜町)。同社は今年5月、専門分野の「塗装」を生かし、高谷子どもの遊び場(六浦東)にある遊具の塗り直しを、ボランティアで行った。
ペンキは古くなると、一部が剥がれてささくれ立ち、それを触った子どもが怪我をする可能性がある。塗装し直すことによって、より安全に使うことができる。カラーも子どもたちが喜ぶよう、あざやかにした。「公園の近所の方に大変喜んでもらえた」と、同社第一営業部の平井賢治さん。「自治会単位では手が付けられない大がかりな作業でも、私たちにとっては得意分野。お役に立てたと思う」と話す。
昨年同社は創業30周年を迎えた。これをきっかけに、さらに地域貢献に力を入れていこうと、公園遊具を塗装する動きが生まれたという。区内の公園ではまだ塗装が必要な遊具がある。今後も年1度程度、塗装活動を行っていく。
同社は塗装のほか、近所の清掃活動を月1回実施している。「どのような活動も、継続していくことが大事だと思う。まずは続けることが目標です」と平井さんは話した。
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