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金沢区・磯子区版 公開:2014年11月27日 エリアトップへ

旧川合玉堂別邸 焼失後 初の開園 再生への一歩 12月13日に

文化

公開:2014年11月27日

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イロハモミジなどが庭園を彩る=写真上=、全焼した画室跡=同右上
イロハモミジなどが庭園を彩る=写真上=、全焼した画室跡=同右上

 昨年10月に原因不明の火災で全焼した旧川合玉堂邸(富岡東)が12月13日 、特別開園される。時間は午前10時から午後3時。一般公開は実に1年2カ月ぶり。再生へ向け、第一歩を踏み出した。

 紅葉の季節を迎え、庭園内の木々が徐々に色づき始めた。「やっと公開できる」――運営する旧川合玉堂別邸及び園庭緑地委員会(大胡周一郎理事長)の柳下五介事務局長はモミジを眺めながら顔をほころばせた。主屋の焼失後も毎月の庭園管理や運営委員会などを欠かさず、ようやく公開にこぎつけた。

 旧川合玉堂邸は大正時代初期に創建されたといわれており、著名な日本画家・川合玉堂が居住し、画室として利用していた。1995年には主屋と表門が横浜市の有形文化財に指定。05年に設立した同委員会は、金沢区に運営を委託され、翌06年から毎月1回、一般公開を行ってきた。12月の特別開園日には、2日間で約1600人が訪れたことも。「毎年見にきていた方もいる。主屋はないが、庭園の美しい紅葉を楽しんでいただきたい」と話す。

 今後は主屋がなくてもできる「野点」や「工作教室」などのイベントを年数回、開催していきたい意向だ。柳下さんは「庭園も貴重な価値がある。こうした地道な活動の末に再建があるといい」と話した。区政推進課の小川由紀子課長は「建物の再建は困難だが、委員会のメンバーや有識者らと議論を重ね、園庭緑地を含めた活用策を検討していきたい」としている。

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