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志まくら 日本藍の美しさを表現 22日から天然染料「本藍と貝紫」展
鮮やかな藍色でありながら、深みのある松原染織工房(東京都)の藍染。日本で唯一、染液の中から不純物を除いて染める「澄まし建」技法を採用している。昭和初期にはほとんど絶滅状態にあった技法だが、人間国宝の故松原定吉氏が古文献を頼りに現代に甦らせた。中には50回の染織が必要なものもある希少品だが、その志は今も同工房に忠実に受け継がれている。
「他工房の藍染と比べ清々しい青色が特長。松原工房にしか出せない味がある」と話すのは、金沢文庫の呉服店「志まくら」(泥亀)の島倉社長。定吉氏の息子や孫が手がけた創作品は、日本藍の長所を見事に生かした逸品。文化庁が買い上げ保存に力を入れているほか、有名美術館にも収蔵展示され、最高の賛美を受けているという。
志まくらではきょう1月22日(木)から、松原工房の作品をはじめ、天然染料のキモノを集めた「本藍と貝紫」展を開催する。
各地で伝統の藍染技法を守っている工房の作品、ヒメサラレイシ貝の分泌液で染めた神秘的な貝紫染の作品も紹介。「藍はもとより、貝紫も大昔から世界中で使われていた染料。時代を超えて人々を魅了する自然染料の美しさをぜひ堪能して欲しいですね」
志まくら
横浜市金沢区泥亀1-17-8
TEL:045-784-8179
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