東北地方の復興支援を目的とした物産展が6月27日(土)、さくら茶屋にししば(西柴)で行われる。実現にあたり、横浜市とヤマト運輸が協力。さくら茶屋は今後も月1回ペースで続けたい考えだ。
さくら茶屋にししばは横浜市の「ヨコハマ市民まち普請事業」に応募し、2010年に開店した。市は「活動継続の支援に役立てば」との思いから、同事業に参加した団体を対象に、民間企業とのマッチングを実施。今年春ごろ、地域貢献に関心の高いヤマト運輸を紹介した。
3者は協議を重ね、何ができるかを模索。東北地方の物産展を実施することに決めた。さくら茶屋の岡本溢子理事長は「東日本大震災直後にも復興支援を目的に物品販売をしたが、輸送費や運営費など負担があった。ヤマト運輸さんが協力して下さるのは心強い」と話す。
開催日は6月27日の午前11時30分ごろから。会場はさくら茶屋とさくらカフェで、牛タンカレーや濃厚チョコラスク、エゴマ醤油、糸茎わかめ、のだ塩、大吟醸あめなど名産品17品目が並ぶ。また、新鮮ほたての網焼きも一皿400円で提供する。
共通の思いで連携
「地域貢献は全社をあげて力を入れていること。復興支援という共通の思いで活動できるのは嬉しい」と話すのはヤマト運輸の担当者。商品はグループ会社のヤマトホームコンビニエンスが手配した。「今回は急きょ日程が決まったので、商品が十分でなかったかもしれない。今後はもっと現地で見つけた逸品を発掘し、お届けしたい」としている。岡本さんは「継続は力なりがさくら茶屋のモットー。今後も月1回は開催していきたい」と話した。
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