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いざ、頂点へ 夏に懸ける金沢の高校生【1】

スポーツ

公開:2015年7月2日

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初出場で上位狙う
金沢高校  陸上競技部池田春花さん(2年)リンズィーヘレナ・芽衣さん(1年)

 金沢高校陸上競技部の選手が全国高校総合体育大会(インターハイ)に出場するのは7年ぶり。顧問の加藤智明教諭は「2人とも自己管理能力がすごい。記録を伸ばすために何が必要か、自ら考え実行できる選手」と評価する。

 やり投げの池田春花選手=写真右=は南関東大会で5位入賞し、出場切符を手にした。しかし「優勝を狙っていたので満足はしていない」と悔しさを口にする。運動場は他部と共同で使っているため、やりを投げることができるのは月・土曜と朝練の限られた時間。練習を工夫し、「夏までに46mは投げたい」と意気込む。

 リンズィー選手=同左=は1500mと3000mで出場を決めた。ベストを出したいと挑んだ南関東大会の1500mは5位に終わり、高校のレベルの高さを実感したという。「課題だったラストで追い上げられたのは収穫」と冷静にレースを振り返る。メンタルを強化し、「決勝に残り、レベルの高い戦いをしたい」と真っ直ぐに抱負を話した。

 大会は7月29日(水)〜8月2日(日)、和歌山県で。

2年連続で全国へ
金沢高校  書道部荒井俊哉さん(3年)

 全国高等学校総合文化祭の書道部門は7月28日(火)から8月1日(土)まで滋賀県立体育館で行われる。その出展作品に2年連続で選ばれた。神奈川県内からは8人しか選ばれない狭き門だ。「昨年の受賞は宝くじにあたったような感じ。今回は目標として狙っていたので、達成感があった。素直に嬉しい」と笑顔で話す。

 出展したのは「一条摂政集」で、荒井さんが高校になってから書き始めたというかな文字の作品。横約24cm、縦約14cmの紙を24枚も使った大作だ。昨年の作品である「高野切」が丸みのある女性的な文字なのに対し、直線的で男性的なのが特長だという。顧問の西澤憂教諭は、「昨年の夏から書き始めたが、最初はどうしようもなかった」と笑う。だが、その集中力は折り紙つき。昨年の総合文化祭で、他校の生徒と交流したことも大きな刺激となり、一枚一枚書き重ねるごとに、力をつけていったという。

 「3年生なので、部活は引退。これからは受験を頑張らないと」。持ち前の集中力で、新たな目標に向かって前進する。
 

昨年の作品は校長室に飾られている
昨年の作品は校長室に飾られている

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