本神輿の渡御が行われた
谷津浅間神社大祭が９月５日と６日、谷津公園を中心に谷津町内で行われた。
宵宮となる５日は、ふれあい広場でキッズダンスや和太鼓のショーが行われたほか、午後７時からは万灯神輿が担がれた。６日は本宮が行われ、本神輿が町内を渡御した。
今回祭りの中心を担ったのは、今年度から新しく生まれた「新青年部」だ。
昨年度までの青年部は、３月をもって解散。青年部長を20年以上務めてきた小田切光一さん（59）は「青年部は高年齢化しており、若がえりを狙った」と話す。これまで運営の中心は50〜60代だったが、新青年部の部長には31歳の石原春樹さんが就任。副部長も石原さんの同級生が就いた。
新青年部には約20人が集まったが、祭りに参加したり、運営を経験したことのある人は少数。さらに会場の谷津公園がリニューアルしたばかりで、御酒所の設営など手さぐりの部分も多かったが、今回の開催にこぎつけた。「よくやってもらっている。頼もしく見える」と小田切さんは目を細める。石原さんは「（新しく青年部に入った人に）祭りのことを少しずつでも知ってもらい、来年、再来年とつなげていきたい」と笑顔で話した。
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