神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
金沢区・磯子区版 公開:2015年10月29日 エリアトップへ

横浜創学館伊勢野選手 空手で日本一に 冷静な試合運びで「圧勝」

スポーツ

公開:2015年10月29日

  • LINE
  • hatena
賞状を手にする伊勢野選手
賞状を手にする伊勢野選手

 和歌山県などで10月6日まで開催された「第70回 国民体育大会」の空手部門で、横浜創学館高校の伊勢野大介選手(3年)が初優勝を成し遂げた。3歳から空手を始め、これまで全国行きを掴むも2位止まり。高校生活の集大成となる大舞台で、夢の「日本一」を手にした。

 出場したのは主に高校生を対象とし、都道府県代表47人が集った組手個人・少年男子。試合時間2分の中で打撃や蹴りを応酬し、その獲得ポイントを競った。

 昨年のベスト8を超える、全国の頂点を目指して臨んだ国体。初戦から決勝戦まで6試合を戦い、合計27ポイントを奪う一方で、対戦相手に献上したのは1ポイントのみ。「圧勝」とも言える戦いぶりを見せた。

 栄冠を手繰り寄せたのが、高いディフェンス力。相手の攻撃の間合いを見極め、決定打を与えなかった。特に開催地・和歌山代表と相対した決勝は、アウェーの雰囲気に動揺することなく、冷静かつ安定した試合運びで3対0と勝利した。

強敵から学ぶ

 兄の影響で3歳から空手を始め、藤沢市の道場で腕を磨いた。昨年からは2年連続で日本代表に選ばれるほどだが、中学時代は「県レベル」。初めて全国に挑んだ中学3年では、レベルの違いに圧倒された。

 「急成長」を見せたのは同校へ進学後。「強くなるためなら、自分のプライドなんて関係ない。見栄を張るような余裕なんてなかった」。県屈指の強豪校に集まるのはレベルの高い仲間。同校のほか、他校の強豪選手からアドバイスを貰った。

「応援に感謝」

 1、2年の全国高校空手道選抜大会では2年連続で準優勝。優勝を僅差で逃してきただけに、国体にかける想いは人一倍強かった。「15年間空手に取り組んできて初の日本一。最高の一言」と満面の笑顔を見せる。

 日本一に押し上げた力の一つは、兄や両親、同じ県代表の仲間からもらった声援。「多くの人に支えられたから優勝できた」。応援に感謝を寄せる。

金沢区・磯子区版のトップニュース最新6

「食」のシェア空間が完成

磯子区洋光台

「食」のシェア空間が完成

飲食店開業など支援

4月18日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月18日

ランドセルを海外へ寄付

金沢区PTA連絡協議会

ランドセルを海外へ寄付

15の小中学校から352個

4月11日

公園すべて禁煙へ

横浜市

公園すべて禁煙へ

条例改正目指し、来春から

4月11日

4月から雇用率引上げ

障害者就労

4月から雇用率引上げ

市も企業啓発に注力

4月4日

磯子の小学生と交流

プロバスケ横浜BC

磯子の小学生と交流

初のホームタウン企画

4月4日

あっとほーむデスク

  • 4月18日0:00更新

  • 4月11日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

金沢区・磯子区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook