区内西柴の住人を中心に結成されたソフトボールチーム「西柴アローズ」が創部40周年を迎えた。現在メンバーは29人。30代から80代までの幅広い世代が集う。11月15日、中華街で記念式典を実施した。
この節目に作った40年記念誌は、47ページにわたる力作。メンバーの寄稿や活動風景の写真などに加え、試合数や結果、各選手の成績、チーム内の年間MVP選手など、40年のデータも充実している。
「人生の大きな支え」
アローズ設立は1976年。地域のソフトボール大会のために集まった中から、意気投合した数人がチームを結成した。毎週日曜の練習のほか、BBQなどのイベントも。1月には1年間ケガがないようにと、瀬戸神社を参拝するのが恒例だ。
通算成績は703試合で280勝412敗11分け。「決して強いチームではないが、和やかに楽しくがモットー。そこが40年続く理由だろう」と会長の瀬川健次さん(73)は話す。居心地の良さから、引っ越しても遠方から練習に参加するメンバーも少なくない。
平日の木曜日午前中に練習するのは、会社をリタイアした「まだまだアローズ」。練習後のランチも楽しみの一つだ。男同士で毎回2時間ほど会話を楽しむ。会社での地位や肩書に関係なく、ひとりの人間として付き合えるのが良さだという。瀬川さんは「困った時に精神的に支え合える。サラリーマン人生の大きな支えだった」と振り返った。
|
<PR>
金沢区・磯子区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>