功労顕著な技能職者の功績を称える表彰式が11月5日、中区の技能文化会館で行われた。
表彰されたのは、経験30年以上の第49回「市技能功労者」が45人、同じく15年以上の第47回「市優秀技能者」が52人。挨拶に立った渡辺副市長は「皆さまの技能が、私たちの生活の便利さや快適さに寄与している」と感謝の意を表した。
金沢区からは5人
金沢区内からは技能功労者3人、優秀技能者2人が選出。畳工歴47年の若松義明さんは「畳を知らずに育った子どもが、工事後にい草の匂いに気付いてくれると嬉しい」とやりがいを話す。また、畳離れを危惧し、数年前から小学校で開いている横浜畳組合連合会の畳教室を紹介。「徐々に活動を広げ、良さを分かってもらえれば。次世代に技をつなぎたい」と話した。
鍼・灸・マッサージ師の道40年になるという中博さんは「長い年月やってきたことを認められて感慨深い。今後も来ていただいた方に喜んでもらえるよう頑張りたい」と話した。
表彰者は以下の通り▽技能功労者=牛坂直次(建築大工)、若松義明、中博▽優秀技能者=福澤元輝(塗装)、伊藤肇(調理)、敬称略。
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