金沢区医療救護隊活動訓練が12月３日、横浜南共済病院（六浦東）で行われた。医療救護隊員や病院・区三師会関係者、区役所職員ら約60人が参加。大規模地震に備え、医療救護隊のスキルアップや関係機関との連携強化を目的としている。
医療救護隊は区内で震度６弱以上の地震が観測された場合、医師・薬剤師・看護職らで編成。避難所を巡回診療するなど災害医療にあたる。訓練は参集拠点となる７病院と区災害対策本部、休日急患診療所が各テーブルに分かれて実施。発災から病院への参集、巡回診療に出るまでを、実際に地図を見ながらシミュレーション＝写真。液状化となる地域や道路が分断される想定も盛り込んだ。
横浜南共済病院の蜂谷將史院長は「この訓練がずっと続き、もしもの時の役に立てば」と話した。
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