金沢区賀詞交歓会が1月5日、金沢地区センターで開催された。約700人が参加し、新しい年の訪れを祝った。國原章弘金沢区長は「金沢区は人的資源も物的資源も豊富な区。『繋ぐ』を今年の漢字とし、すべてが繋がり、布のような広がりを目指す」と挨拶した。
その後、区民栄誉賞の授与式も行われた。同賞は文化やスポーツの分野で顕著な成績を残した人・団体を表彰するもので、今年で20回目。席上では、受賞者のパフォーマンスも。華麗なヨーヨーの技や空手の型、英語のスピーチなどが披露され、会場は熱気に包まれた。
団体に贈られる山桜賞に輝いたのは、昨年6月に開催された「内閣総理大臣杯全国空手道選手権大会」で団体戦総合優勝を果たした関東学院大学空手道部。当時、部長を務めた橋本康平さん(4年)は「後輩の頑張りと、いろんな方の支えがあって優勝できた。4年生は自分ひとりだったので、ありがたみがよく分かった」と話した。
個人賞の牡丹賞には、6人が選出された。昨年3月、「全国高等学校選抜自転車競技大会」の男子個人ロードレースで優勝した横浜高校の石上優大さん(3年)は中1以来、2度目の受賞。「今年3月からはフランスに行く予定。活躍することで自転車競技の魅力を広めたい」と目標を据える。
釜利谷小学校の梅澤彩音さん(6年)は「カラテドリームカップ2015全国大会」の組手小学6年生女子重量級で優勝。「目標としていた大会だったので、嬉しい」と笑顔を見せる。
ライフセービングの植木将人さん(区内在住)は、「全日本ライフセービング種目別選手権大会」のビーチフラッグスで1位に輝くなど好成績を残した。「一昨年の世界大会に選出されなかったので、代表復帰はすごく嬉しい。世界大会に向け頑張りたい」
競技ヨーヨーの国際大会の団体戦で「Shaqler」のメンバーとして優勝した横浜市立大学の高田柊さん(1年)。「昨年は団体での優勝だったが今年は個人競技でも優勝したい」と意気込みを見せた。
同大学の上田真理子さん(3年)は統合失調症の兄弟について表現力豊かに英語でスピーチし、天野杯全日本大学生英語弁論大会で優勝した。「公務員志望ですが、英語を使い社会に貢献したい」と話した。
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