金沢動物園で昨年5月27日に誕生したコアラの赤ちゃん(雄)。1月16日から一般公開され、31日(日)まで愛称投票が行われている。
父親は、昨年3月に鹿児島から来園したばかりのユウキ。母親のワカも初産でどちらも新米だ。「金沢の環境に早く慣れてくれた。ユウキとワカの相性も良かった」と広報の高橋麻耶さん。同園は、コアラにストレスを与えない環境づくりに注力してきた。ガラスに囲まれた観覧所内には水の流れる音と小鳥のさえずりが聞こえている。声もほぼ聞こえず、来園者を気にしないで生活できるよう工夫がされている。
小指の第一関節ほどの大きさで生まれた赤ちゃん。ワカの袋で順調に育ち、12月9日に出袋が確認された。「鼻先からお尻までの大きさで現在12cmほど」。小さい体でワカの背中にしがみつく微笑ましい光景が見られるという。新米ママも赤ちゃんが落ちぬようバランスをとって歩くなど、懸命に子育てをしている様子。「毛がふわふわになり、日々かわいい盛りを迎えていく。本当にかわいい姿を見てほしい」と呼びかけた。
愛称投票は観覧所前で実施。「ハヤト」「ヤマト」「ゼン」から選択し、投票箱へ。投票者から抽選で、コアラのぬいぐるみリュックなどが当たる。(問)【電話】045・783・9400
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